今日のトリニータ

岡中がベンチに。(残念ながら出場機会はなし)2万人。
山崎がここにきて2試合連続ゴール。そしてなにあの西山の吸い付くようなトラップからの落ち着いたフェイントしてからの押さえの効いたシュート。素晴らしすぎる。なんか西山は大事な時にいつも決めてる気がする。

シャムスカ監督(大分):

「今日は厳しいゲームでした。大宮は守備的でカウンターを狙うチームと分かっていた。大宮がカウンターを狙う時に、早く高いボールを狙ってくるカウンターだったので、しっかりマークできなくて、前半は苦労した。パスの精度を高め、スピーディなサッカーをするようにハーフタイムに指示し、後半はウチのサッカーができて勝つことが出来た。

大宮のいろいろな試合を分析して、2つのシステムでほとんどの試合を戦っているということが分かった。4-1-4-1と4-4-2のパターン。今日は4-1-4-1できたが、練習は4-4-2で準備をしていたので、前半10分で4バックにし、上本を前に出して両サイドバックを攻撃的にした。後半からスピードのある内村を入れた。パスの精度とスピードが出てくるのではないかと思って入れた。根本のところに内村を、上本のところに根本を下げた。今日はホーム最終試合ということで、本当に勝ちたかった。リーグ戦をいい形で終わりたい」

Q.岡中選手については?

「そんなに長いつきあいではないが、大分の方たちに聞いてみたら、岡さんは、歴史があるという選手。人間的にすばらしく、ジェントルマンである。家族を守り、子供にとってもいいお父さんであると聞いていた。彼は指導者になりたいということなので、私が力になれることであれば協力しますという話をした。彼は指導者になると思う」

西川周作選手(大分)
「今日は岡中さんの最後のホームゲームだったので、みんなで『がんばろう』と話をしました。試合が終わった後、岡さん(岡中)に、『もうお前は大丈夫』と言われました。まさか、そんなふうに言われるなんて思ってなかったので、うれしかったです」

西山哲平選手(大分)
ボランチでの出場は、公式戦では初めてだったので、少々不安はありました。ボランチの仕事である相手の攻撃の芽を摘むという仕事は出来たので、良かったです。ボランチと言っても守備だけやるというわけでもなく、前にも行っていいということだったので、前線に絡んでいった。岡中さんとは、J2からJ1昇格した時に一緒にやってきた仲間なので、ゴールをして(背番号1と書いたTシャツを)見せたかった。これからは、チームとしてどれだけ完成できるか、来季に向けてがんばります」

岡中勇人選手(大分)
「今日は、試合に感動しました。最近はベンチに入いることも少なかったので、切磋琢磨してがんばっている仲間がグラウンドで戦っている姿を見られてジーンとしました。決勝点を決めた哲平(西山)が(背番号1と書いたTシャツを見せる)あんな小道具を用意しているなんて思わなかった。うれしかったです」

やりとりが泣かせる。試合終了後西川と岡中が笑顔でベンチに座ってマスコミに対応したりしてた時に言われたのかな。

降格争いについに終止符が打たれた。レイソル自らヴェルディに引導を渡した。ラモスがレイソル側なのがまたなんとも言えないなあ。ヴェルディは最後の最後でのシーズン序盤を思わせるかのような大量失点でワシントンのPKも外れてしまって泣きっ面に蜂。
そして首位争いが面白すぎる。ちょう団子状態。まあでも何だかんだでセレッソが勝って優勝すると思う。セレッソのことを考えないとしたらアントラーズが有利かも。相手のレイソルの心は入れ替え戦だもんね。そんなこと言ってて何気にジェフとかレッズが優勝しちゃったりしてね。
まあなにはともあれこの優勝決める5試合が同日同時刻開催で本当によかった。試合終わるまでワクワクしまくり。
さらにレイソルとの入れ替え戦を賭けたJ2の3位争いがこれまた面白い。ベガルタがサンガに破れヴァンフォーレアビスパに敗れた。上位が下位を苛めるっていうJ1とは逆の展開。しかも最終節もベガルタアビスパと、ヴァンフォーレはサンガと対戦っていう神懸り的カード。昇格決定した2チームが最後の2試合の相手っていうのが面白すぎる。こっちはベガルタが勝って3位を決める気がする。